会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

いちばん狡猾なのはヨー〇ッパ

EVの問題によって、EU諸国の狡猾さというのが明らかになったと思います。


2035年までに、新しく生産する自動車は、すべてEVにするという決議がなされました。それによって、アメリカのカリフォルニア州など一部に於いても、同様の決議がされました。


それによって、日本の自動車産業はかなりのプレッシャーを受けたと思います。それもそのはず、この完全EV化という決定は、まさに日本の自動車産業を叩き潰すという目的に他ならなかったからです。


昔からヨーロッパというのは、謀略を得意とするお国柄だったと思います。相手を騙すなんていうのは正当な戦略とさえいえます。またスポーツなどでも、相手に不利となるようレギュレーションを変えるなんてのはお手のものです。古くはF1におけるターボエンジンの禁止、スキージャンプにおける板の長さの規制、すべては圧倒的な強さを誇っていた日本に対するあからさまなバッシングです。


また、記憶に新しいところでは、テニスの加藤未唯選手への失格処分。主催者、ボールガール、相手選手もヨーロッパなので、まさに連携プレーともいえる日本排除の動きでした。これがEU同士の出来事だったら、なんのことはない、そのまま続行だったと思います。


日本はお人好しだなんてよく言われます。それ自体は悪いことではないと思います。すべての人が騙し合ったり、人を出し抜こうとしているなんてことになったら、常に物事を疑って掛からなければならなくなりますから。


EU諸国に対してやらなければならないことは、相手の出方を分析し、そこにどういう意図が隠されているかということをしっかり見抜いて対応するということだと思います。


2035年までに完全EV化する、そんなことは実質的に不可能に決まっています。日本以上にローテクで高慢な国民が揃っている国々なのですから。


それは承知の上で、それに踊らされないようにすること。それこそが大事なのに、日本のアホなジャーナリストは、日本の危機だといわんばかりに煽り立てています。また中国の新興自動車メーカーに対しても、販売台数が既に何百万台で、EVに関しては日本は一人負けの様相を呈しているなどと愚かな分析をしています。


それではひとつ聞きたいのですが、日本国内で、中国メーカーのEVが走っているのを頻繁に見たことはあるでしょうか?実質的には売れていないのですが、それは日本の中国に対する嫌悪感があるから、などとモータージャーナリストは分析します。


それなら世界の何処の国が中国に嫌悪感を抱いていないというのでしょう?アメリカ、インド、カナダ、オーストラリア、台湾、南洋諸国。どこも中国になんていい感情は抱いていませんね。強いて挙げればロシアや北朝鮮といったところです。そんな国なのです。


ジャーナリストがアホだというのは前から気付いていましたが、国益を損なうまでの情報操作を意図的にしているのは見過ごせません。


大事なのはこういう奴らが情報を出したら、それを真に受けないようにすること以外にありません。

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