会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

日本に生まれて良かった点

日本に生まれて良かったと思えることは、食生活のバランスだと思います。


アメリカの食生活なんかを覗くと、まあ大変です。高カロリー、高脂質のものがワンサカと並び、そういうものが嫌いでない私なんかは、たちまちデブになってしまうことでしょう。


日本は一般的な家庭でも野菜を摂るのに苦労はしません。スーパーや生産者直売所、コンビニにさえ、野菜が特価で売っています。


ところがアメリカでは、野菜や果物は貧乏人には手が出せない価格なんだそうです。その代わりに売っているのは、ピザやマックなどのファストフードです。これらが裕福ではない人たちの主食なんだそうです。


こんなものが主食だなんて羨ましい、そう思えるのは最初の数日間だけだというのは私でもわかります。濃い味付けとベットリとした脂に、胃がたちまち降参してしまうでしょう。


ですがこれしかないということになったら、きっと身体の方も順応して行くと思われます。そして濃い味付けのものにはもちろんコーラが合う、ということになるでしょう。こうなってしまったら、もうデブまっしぐらです。アメリカンサイズの巨体を揺らして、電動カートに乗ってスーパーを行く、あの無残な姿の出来上がりです。


日本には国民健康保険という制度もあり、糖尿病や高脂血症などにも対応が行き届いています。そしてなにより優れているのは、野菜をなるべく摂った方がいいという国民の総意が行き渡っているということだと思います。


日本にいれば、自分の健康を心掛けようという意識は、自然と抱くようになります。


ここが日本に生まれて本当に良かった点だと思います。

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