会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

第三次世界大戦に繋がるか?

昨日とあるユーチューブを見ていたら、イスラエルとハマスの現状のようなものを説明していて、なんとなく見ていたのですが、第3次世界大戦に発展するかも知れない、などと危惧していました。


いや、それはないでしょう。そもそも中東の紛争というのはガス抜きみたいなものであり、それが世界大戦に発展するとは考えにくいです。


ある程度ガス抜きが出来れば、どちらからともなく停戦に持ち込むはずです。


そのYou tuberは、アメリカが手薄になるので、ロシアや中国、北朝鮮がここぞとばかりにウクライナ、台湾、日本などに攻め込む可能性があると言っていました。


ロシアとウクライナはもともと戦争をしているので外すとして、中国と北朝鮮はどうでしょうか?中国は台湾の併合の機会を伺っていることは事実で、北朝鮮も事ある毎にミサイルを発射して日本を牽制しています。


中国はいま高度成長期が終わって、景気の方が減速しています。その減速幅はかなりのものだと思われます。国内の情報は意図的に遮断しているのでわかりませんが、目を覆うぐらいの惨状にあると推測されます。


こういう場合、共産党は国内の火消しに躍起になって、国外の方までは手が回らないのではないでしょうか。天安門事件のような騒動にならないように、民衆の感情の沈静化を図っていると思われます。当時も徹底的に情報統制が取られましたが、それでも時間の経過とともに実態が暴かれて行きました。当時以上に情報の拡散が速い現代にあっては、国際世論の批判を浴びることは火を見るより明らかです。


一方、北朝鮮はどうでしょうか?


ミサイルを発射するごとに、日本は速報を流しています。まるで茶番のようですが、その効果は確かにあると思います。


北朝鮮は、自国の行為が注目されないことが、なによりも不満なのです。外交カードが核による脅し以外にない国家として、それに類する行為が無視されるということは、自分たちの沽券に関わる大問題となります。


よって、日本の大げさともいえる報道は、北朝鮮の自尊心に訴えかける理に叶った方法と言えます。この点に関しては、日本の反応は間違っていないわけです。


まあ第3次世界大戦なんて、もうどこの国だって起こしたくはないと思っている筈です。これ以上文明を破壊し続けたら、我が身の安全だって危うくなります。相手国を殲滅させたはいいが、最後の一撃で核を打ち込まれたなんてことになりかねないわけですから。

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