会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

痛風になって思ったこと

昨日病院に行き、取り敢えず薬を貰って帰って来ました。


血液検査では、以前から尿酸値は高めではあったものの、自覚症状はなく、こんなにいきなり出るのかと驚いています。


会社の方には、取り敢えず2日間のお休みを頂きました。研修中にこんな事態になるというのは言うまでもなくマイナスだと思います。でもいまは自分の身体の方が大事ですからね、別にこれで、今回は無かったことに、という事態になっても一向に構いません。


これがある種達観の域に到達した人間の強みです。


しかしそうこうしている間に世界は大変なことになっているようです。言うまでもなく、熱波による被害報道です。


北米やヨーロッパで連日40度を超える高温が続き、山火事が発生して地元住民や観光客が避難しているとのこと。


気温が高くなると山火事が発生する、これは致し方の無いことかも知れませんが、それがいまの地球環境にとってはとどめの一撃になるのではないかということです。CO2を吸収している存在が、温暖化による森林火災によって失われて行く、ということは、温暖化にブーストが掛かって行く、ということではないか?


すると、我々人類が、幾らCO2排出を規制したところで、文字通りの焼け石に水状態でしかないわけです。あとは人類が滅びゆく過程を、ゆっくりと眺めている他の生き物たち、という構図が成り立ちます。少なくとも海のなかの生き物たちは生き延びるでしょうし、地上の生き物だって、人間ほどに脆弱ではない筈です。電気や水道のある暮らしに慣れてしまった人間とは、過酷な環境での適応力において雲泥の差があるでしょう。


このように自分がいま直面している問題を、人類滅亡のシナリオによってすこしでも和らげたい、という弱者特有の『すり替えの心理』が働いてしまいました。

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