会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

古ぼけたリサイクルショップの夢

仕事に行くようになって心境の変化があったのでしょうか、夢をよく見るようになりました。


私がよく見るのは閑散としているリサイクルショップ、或いはホームセンターのような所の夢です。


あまり人が来ないので通路にはホコリが溜まっていて、節約のため電気も消されています。


古ぼけていて、ひっそりとしている。それが自分の心象風景なんだと思います。


昔から、なんとなく覇気がないとか、暗いとか、デリカシーのない人に言われて来ました。


そういう一方向からの見方しか出来ない人たちというのはいつの時代にもいて、若者は闊達で、溌剌としているべきだ、というステレオタイプな押し付けをして来ました。


ですがなぜ若者が溌剌としていなければいけないのでしょう?幼い頃に色々あって、心に傷を負ってしまった人だっているはずです。そういうものを考慮しないで、『若者はもっと溌剌としていなければいけない』、なんてデリカシーがなさ過ぎます。


いまではそういうことを言う人というのは少なくなりました。社会が暗くなって来たからだと思います。


社会に希望が無くなって、変に前向きに生きようとかいう人が少なくなって来た。


もしこういう人が現れたら、今度は逆に叩かれるでしょう。


『お前が独りでやってればいいじゃないか、なんでも人に押し付けようとするなよ、この前向き厨が』と。


この世の中、なんでも向日的で、明るい方がいい、そんなことあるわけがありません。

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