会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

裏では節制しているYou tuber

こんにちは。


You tubeにも色々なカテゴリがありますが、企画として簡単に成立するのは飲み歩きや食べ歩きの企画だと思います。


ご当地の美味しいものや旬のものを紹介して、それを食べて溜まらないといった表情を付ければ、まあ大抵の視聴者は満足すると思います。


それはそれでいいのですが、お酒をとにかく飲み続けたり、ご当地の美味しいものを延々と食べ続ける、そんな『食の限界突破』ともいえる動画がたまにあります。


それはそれで普段の鬱憤を晴らすという名目が付くのでしょうが、如何にもそういうことを日常的にやっているという感じで上げるのには注意が必要と思います。


食べ物を食べるということは純粋な癒しなので、視聴者はなんの抵抗もなく受け入れると思います。そしてそれに感化されて、実際にそのようなことをやったりもすると思います。ですが当のYou tuberは、そのあとでその何倍も節制しているのです。


彼らはYou tubeでかなりの稼ぎを上げているので、動画ではそのような野放図な行為はしていても、普段の生活ではキッチリとカロリーコントロールをしていると思います。そして空いた時間はジムなどに行って、ムダな贅肉をすべて落としています。彼らにとってはそのサイクル自体が日常なので、苦になるということがないと思います。また見た目にもかなり気を使っているということは、身に付けているものからもわかります。


つまり、彼らはそのような限界突破動画を、あくまでも仕事としてやっているのです。日常をそのまま見せているというわけではありません。ですが如何にも自分たちはこういう暮らしをしているという風に演出するので(その方が視聴者の共感を呼びやすい)、見ている側は、なんだ、あんなに食ったり飲んだりしてもいいのか、それじゃあ今度やってみるか、となってしまう。危険な風潮だと思います。


食べることが楽しみだというのは自分もそうなのでわかります。でもそれに倣って休日に延々と居酒屋巡りをしていたら、財布もそうですがが見た目がスゴいことになってしまいます。なんだよ、〇〇〇ンはあんなに飲み食いしていたじゃないか、おかしいな、と首を傾げるハメになってしまうでしょう。そうならない前に、あれはあくまでも出し物なんだ、ということに気付くことが重要です。

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