会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

飲食店はもうやらない方が・・

長かったコロナのトンネルもようやく出口が見えて来たようで、街中も賑わいを取り戻しつつあります。


飲食店にもお客さんが戻りつつあるみたいで、結構なことだと思います。


ただ、私自身はもう飲食店というのは商売として始めるということはしない方がいいんじゃないかと思います。


何故か?結局もう私たちが飲食店を使わないというライフスタイルに、慣れてしまったからです。


食材を買って来て、自分で情報を集めながら調理してみる。それが意外とウマいじゃないか、ということになり、ひょっとしたらヘタな店に行くよりも自分で調理した方が美味しいし安上がりなのでは?ということに気付き始めた。


例えばパスタなんか皆なそう言います。家で作れば圧倒的に安くてうまいんですね。私見ですが、郊外に行ってお洒落な佇まいを見せている個人経営のパスタ店なんかは、軒並み空き家になっています。『生パスタ』なんて売り文句を掲げているような店も、大体休業しています。


飲食店は比較的閉店→開店のサイクルがやりやすいと言いますが、それでも何回も繰り返していると、資金はどんどん減って行きます。そのうちにどれかの店が当たって回収出来た、ということもいままではあったのでしょうが、これからはその確率が更にシビアになって行く、と思います。


私が飲食関係で有望と思うのは、ラーメン屋と、あとは出来合いのものを売る店、つまりテイクアウト専門の店ですね。


ラーメンはやはり日本人のソウルフードということもあり、根強い人気に支えられています。また家系や中本などのチェーン店は、接客も大変気持ち良く、嫌な思いをするということがまずありません。これは店主や創業者が、気持ちのいい時間を過ごして貰いたい、という理念を持っているからだと思います。外食をして、つっけんどんな対応に不愉快な思いをした記憶は、誰もが持っていると思います。その嫌な記憶を思い出させるような店には二度と行きたくはありませんし、またそのような気配を醸し出している店にも近付かないと思います。


後は、テイクアウト専門の店ですね。こちらは味を良くしてその存在を認知して貰えば、ひょっとしたら大化けする可能性があるんじゃないかと思います。大事なのは最初から利益を追い求め過ぎないことだと思います。飲食店関係でよく見る失敗例が、手っ取り早く利益を得ようとして、材料費をケチることです。申し訳ないですが、飲食店にはそのような短絡的思考の持ち主が往々にして存在します。『損して得を取れ』という言葉を嫌になるぐらい教えてあげたいですね。

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