会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

経済成長を目指した某総理

こんにちは。


まだ”アベノミクス”という言葉が盛んに使われていたとき、当時の某総理が、政策として安定した経済成長を目指す、と言っていました。


自分が名付け親になったアベノミクスがうまくいっているという自信もあったのでしょうが、いまの日本の状況で、経済成長を目指すというのが、私にはなんとなく懐疑的に思えました。


日本はもう人口減少という衰退のターンに入りつつあるのに、それでも経済成長を目指すというのなら、余程的を得た政策が必要だし、一人一人が尋常ではないぐらいの頑張りを見せなければならないと思いました。


いまよりもっと過酷な労働をしなければならないってことか?そんなに国民を酷使したいのか?そもそもこんな酷い社会のなかでどうしてこれ以上頑張らないといけないんだ??


そんな疑問が頭のなかをぐるぐると巡り、某総理への不信感が増大して行きました。政治家というのは経済成長が自分の手柄、みたいなところがあるので、そういう発想になってしまうのでしょう。


ですが高度経済成長期の頃ならともかく、経済が成熟してしまっていて、なお且つ人口が減少に陥る段階で、安定した経済成長を目指すなんていうのは、無理な話だと思います。流れに乗るだけならそんなに苦労はしませんが、流れに逆らって行くとなると、大げさですが国民の尻に鞭を打つような非情さが求められると思います。


その他にもこの総理は、『一億総活躍社会』などと銘打って、国民を死ぬまで働かせようという思惑を綺麗な言葉で言いくるめたり、『多くの国民は、60歳を過ぎても働きたいと願っている』などという暴言を吐いたりと、私の神経を逆撫でするような発言ばかりしてきました。ですが私だけでなく、その言動に我慢のならなかった人物はいたようです。襲撃事件の犯人です。


事件が起きたとき、私は心のなかで、『身から出たサビだな』、と思いました。酷い人間でしょうか?


ですがその行為の正当性はいずれ歴史が証明してくれると思います。

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