この町はもう〇んでいる
こんにちは。
以前の記事で社会復帰の為に、作業的なことをやるということを書きましたが、今日はその準備段階の下見をして来ました。
その下見でいろんな場所を回ったのですが、改めて我が町の廃れ具合を目の当たりすることとなりました。
『この町は、もう〇んでいる』と、ニヒルな口調で囁くことしか出来ませんでしたね。
どこもそうなのかも知れませんが、入り組んだ迷路のような通路の先に、朽ちかけた家屋が立ち並び、時代から取り残されたような雰囲気が立ち込めています。
倉庫のような場所に、フォルクスワーゲンが置かれ、午後の日差しに輝いています。そこだけを見ればジブリのような光景ですが、窓ガラスは割れ、蔦や雑草にうずもれています。人の手が入らない空間の、茫漠とした感じを味わうこととなりました。
ですがこれからは、こういう光景と嫌でも付き合って行くことになるのです。いちいち感傷的になっていたら切りがありません。
そんなに入り込まなければいいのです。またそんなことを言っているのも最初のうちだけで、後は機械的にただ黙々と業務をこなしてくだけだと思います。
感情は捨てて、走り去れ。
そこまで大げさなものではないのですが、そんな感じです。