会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

この町はもう〇んでいる

こんにちは。


以前の記事で社会復帰の為に、作業的なことをやるということを書きましたが、今日はその準備段階の下見をして来ました。


その下見でいろんな場所を回ったのですが、改めて我が町の廃れ具合を目の当たりすることとなりました。


『この町は、もう〇んでいる』と、ニヒルな口調で囁くことしか出来ませんでしたね。


どこもそうなのかも知れませんが、入り組んだ迷路のような通路の先に、朽ちかけた家屋が立ち並び、時代から取り残されたような雰囲気が立ち込めています。


倉庫のような場所に、フォルクスワーゲンが置かれ、午後の日差しに輝いています。そこだけを見ればジブリのような光景ですが、窓ガラスは割れ、蔦や雑草にうずもれています。人の手が入らない空間の、茫漠とした感じを味わうこととなりました。


ですがこれからは、こういう光景と嫌でも付き合って行くことになるのです。いちいち感傷的になっていたら切りがありません。


そんなに入り込まなければいいのです。またそんなことを言っているのも最初のうちだけで、後は機械的にただ黙々と業務をこなしてくだけだと思います。


感情は捨てて、走り去れ。


そこまで大げさなものではないのですが、そんな感じです。

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