会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ヨーロッパ諸国の愚かさ(ジャーナリスト含む)

こんにちは。


EUの2035年エンジン車販売禁止法案が、主要国ドイツの反対によって撤回されました。



なんでも水素と二酸化炭素を主原料とする『e-fuel』という燃料を使った内燃機関に限り、新車販売を認めるとのことのようです。


またドイツ国内ではエンジン車生産停止による雇用喪失への懸念が高まっていたとのこと。さすがのEUもドイツの方針には逆らえなかったということでしょう。


ここで思うのが何故そんなにEUはEV化への道を急いでいたのかということです。EUにも多数の自動車メーカーは存在し、そのすべてがEV化なんてことは日本のメーカー以上に不可能なことです。


モータースポーツの世界でも、このような手法は見受けられます。有名なのは1988年にF1で圧倒的強さを見せ付けたマクラーレンホンダの勢いを削ぐため、ターボ禁止としたことです。明らかに日本を標的にしたレギュレーション変更でした。


またスキージャンプの世界でも、板の長さを短くするなどの日本勢叩きが見られました。どうやら欧州にとって、日本というのは叩き潰すためにどんな手段を用いても構わない存在のようです。


でもそのせいでEU内での軋轢という問題が生じてしまいました。どう考えたって、様々な小規模メーカーが存在するEUの方が、EVシフトは困難な筈です。プライドが高いのでなかなか一致団結も出来ないと思います。


ヨーロッパは、昔からプライドが高く、自分たちの民族的優位性というのを信じて疑いません。表には出しませんが、差別意識もかなり強いです。アメリカも昨今アジア系に対する差別が強くなって来たと言いますが、ヨーロッパからすればまだ穏健な方です。


その流れで、日本の自動車メーカーの息の根を止めるため、エンジン車を販売禁止にしようなどという法案を作ってしまった。EU内のゴタゴタも生じるのは容易に想像出来たはずです。だが取り敢えず日本のHV・PHV技術を叩き潰すということに重点を置いてしまったわけです。F1のときとまったく同じですね。


そうして後から、やはり現実的ではないという結論が出てしまった。F1と違い、市場はそんなわがままを聞いてくれないからです。やはりこの件に関しては、様々な選択肢を排除しないと言っていた日本企業の方が正しかったわけです。


それと、この急激なEVシフトの流れに対して、日本がガラパゴス化しているとか、落日だとかほざいていたク〇ジャーナリストの面々、ああいった連中はもうゴミムシ以下です。

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