会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

スピリチュアル系の功罪

こんにちは。


当ブログが新たに入ったカテゴリ『50代の生き方』には、どうやらスピリチュアル系の方が存在するようです。


スピリチュアル系といっても色々あって、私自身もすこしスピリチュアル的な物の考え方をする時があるので、あまり出過ぎたことは言えませんが。


ですが気になるのは、あくまでもその人自身の問題として、その人が変われば解決するというような話の持って行き方をするということです。


私も会社に勤めていた頃は、どうにも腹に据えかねる人というのがいて、結局その人との人間関係に悩んでそういうものに頼ろうとしたことがありました。


ですが帰って来た答えは、やはり自分自身の問題ということになって、貴方が変わればそういう人に目くじらを立てることも無くなる、というものでした。


ですが、なんでも自分が変わればいいというのは、おかしいと思いませんか??相手、引いては社会にだってそれ相応の問題はあるはずです。


その辺りをうやむやにして、一般論のようなものに持って行く、そういう手捌きを私は嫌悪します。


それに、自分が変わることにより問題が解決出来る人というのは、元々そういう柔軟な精神の持ち主であり、なお且つ強い意志を持っている人だということが出来ます。


柔軟な精神も持たず、意志も薄弱な人は、なかなかそういう考えに自分を持って行くことが出来ません。


だからそういう風に、自分の姿勢から変えて行く、ということを一足飛びに要求するのではなく、この社会の残酷さ、理不尽さを踏まえたうえで、それでも貴方が変わればすこしはラクになることもある、とアドバイスしてあげたり、無理に変わらなくてもいいですよ、相手、引いては社会が悪いんですから。セミリタイヤ出来るまで、もうひと踏ん張り堪えましょう、と勇気付けられれば、その人もまた違った道筋を選ぶことが出来るでしょう。


私は常にそういう存在でありたいと思います。

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