会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

近所のコインランドリーが閉店した

こんにちは。


私の住む場所から5分程度で行ける場所にあるコインランドリーが、先日閉店しました。


場所的にも246バイパス沿いということで、認知度は高かったと思います。独身と思われる男性や、若い夫婦層が結構使っている印象はありました。


昔はコインランドリー経営は、絶対に失敗しない投資法だと言われていました。一度機械を導入しさえすれば、後は利益を生み出し続ける、優等生的な経営モデルだと盛んに(ネットなどで)言われていたと思います。


ですが何事にも絶対はない、ということなのでしょう。またその店の店主が、どれだけそのコインランドリーの経営に真剣になっているかという点でも変わって来ると思います。本当に魔法のように稼げるという言葉を鵜呑みにして、ロクに手も掛けないで回したとしたら、敏感な消費者はスグに他所へ移ってしまうでしょう。床にホコリが溜まっていたり、なんとなく不潔な感じがしたら、折角洗い物をしに来たという気分が台無しになってしまいます。


コインランドリー神話というものがどう作られたのかは知りませんが、私的には本当か?と思う面がありました。メーカー側が、なんとなく仕掛けた戦略なんじゃないか?と疑ったりしましたね。あれは実はかなりの金額なのです。大きさにもよりますが、一台60万円~80万円ぐらい、それを上下に十何台も装備するのですから、初期費用はかなり掛かります。


それを言いくるめるために、『コインランドリーは儲かる』という神話を作り上げたのではないか?実際、それらの初期費用を回収するまでどれぐらいの利用数が要るのか、計算すればわかることと思います。


それを回収するまでに経営側の熱意が持続すればいいのですが、持たなければ、その機械はまたメーカーの元に戻ることになります。そしてメーカーは、その機械をリニューアルして、また新たな顧客のもとに送り出す、という寸法です。


ことの真偽はわかりませんが、世の中のまがい物的商法の大部分は、こういったカラクリによって成り立っていると思います。

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