会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

いま現在の心境

こんにちは。


12月に入って、会社勤めをしている人(言わば社会参加をしている人)たちなんかは、徐々に忙しなくなって来る時期だと思います。


街中も、なんだか殺気立ってくるような感じがして嫌ですね。クルマの運転が荒っぽくなって来て、ちょっとしたトラブルにも繋がって来る時期です。なるべく出歩かないことが肝心だと思います。


私の方は療養生活がほぼ1年になるということで、とうとう1年間をこのような状態で過ごしてしまったという実感があります。


ですが思えば高校を卒業してからすぐに社会人になってしまったのです。社会に出るまでのモラトリアム期間というのが皆無だったので、それをいま取っているということにすればいいかなとも思います。


あの頃は日本経済の絶頂期で、これから良くなって来るという予感しかないような時期でした。そんななかで大学時代を過ごした方たちは、すこしはいい思いもしたんじゃないでしょうか?


”キャンパスライフ”というのはいまは死語でしょうが、私たちの時代にはそういうものに対する憧れが確かにありました。大学に入ってそういうものに接するのが一種のステイタスにもなっていました。それが東京の大学だとすれば尚更だったと思います。


ですがバブルが弾けてからは、そういったものに対する憧れも、徐々に消え失せて行きました。バブルの頃に我が世の春を謳歌していた人たちは、その後の軌道修正が難しかったのでは?と思います。


現実を、常に現実を見て歩むこと。浮かれたドリームなんてのはもう無いんだ、そう気付いた人たちだけが、最小限の痛手で済んだと思います。


私もあと数ヵ月は、遅れて来たモラトリアム期間を過ごしたいと思っています。

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