会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

自己破産について

こんにちは。


私はまだセミリタイヤの生活設計のようなものをキチンと確立していないのですが、恐らく自分的には破綻することはないだろうと思っています。


まず節約志向というのは骨の髄まで染み付いていますし、収入と支出のバランスも、いままでの経験からどれぐらいが適正ラインかというのも把握していると思います。


それを理解出来ない人が借金をして、終いにはキャッシングなどに手を出して返済に追われてしまうと思います。まずなにかを買うのにお金を借りなければいけないのは、まだ自分には時期尚早だと思って、お金が貯まったら買う、という判断が出来れば、多くの人は自己破産することはないのに、と思います。


自己破産しても、普通の社会生活は送れるなどと言いますが、確かに見込み的にはそうでしょうが、世間の通信網を甘く見てはいけません。どこかからそのような美味しい話を嗅ぎ付け、広めるの大好きな人がいます。その人の及ばない所で、確実にその情報は伝達されています。


そうして、『あの人、実は自己破産したんだって』などという噂が立ち、接し方なども、すこしよそよそしく感じられることでしょう。そういう細かなダメージに、何処まで耐えられるか。もうそういうのは気にしない、と振り切った人ならいいのですが、すこしでもプライドがあるような人だったら耐えられないことと思います。


後者のような人は、相手が普通に接していても、ちょっとしたことで疑心暗鬼になってしまい、普通の付き合い方が出来なくなってしまうという恐れがあります。キレて、それで付き合いが終わってしまうというケースもありうると思います。まあ自己破産しているんだから、人付き合いなんて無駄なことさ、ぐらいに思えればいいのですが。


自己破産は確かに、借金が返済能力を上回ってしまった人にとっては救済の手段なのでしょうが、すこしでも返せる見込みがある、或いは誰かに頭を下げて肩代わりして貰えるという状況なら、なんとか頑張って回避する、というのが今後の立ち位置のためにも有効な手だと思います。

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