会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

道端のペンペン草でさえ、

こんにちは。


先日の山歩きで、林道脇で昼食をとっていたときのことですが、ちょうど光がその辺りに注ぎ、あたかも印象派の絵画のようになっていました。


道端の雑草も一斉に穂を付け、秋の豊穣を祝している、という感じです。


こういう瞬間、私は大げさですが、『宇宙』を感じてしまいます。


この林道脇という場所に居ながらにして、宇宙にいるような気がしてしまうのです。


そうしてそれは決して場違いな感覚ではありません。


何故なら本当に宇宙に居るからです。


いまも、この瞬間も、私たちは『宇宙』に居ます。


ですが日常の喧騒によって、それがかき消されてしまっている。


それが普段の私たちです。様々な誘惑、様々な罠、そういうものをかわすのに精一杯で、宇宙を感じる、なんてことは言ってられません。


ですが私はもうそういう喧騒からは一歩引くことが出来た人間です。


感じようと思えば、思う存分『宇宙』を感じることが出来ます。


道端のペンペン草でさえ、祝福してくれているのを感じます。


素敵な感覚です。


別に『アブない奴』と取られても構いません。


誰にも迷惑を掛けることはないからです。逆にこういう感覚がわからない人を、不憫に思います。


そういう人は一生世間の垢にどっぷりと塗れ、あくせくしながら働き続ける他ないからです。

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