会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

近くを通るバイクの爆音

こんにちは、curiosです。


私の家は246バイパスのすぐ下にあるのですが、最近、けたたましい音を立てて行き過ぎて行くバイクや改造車がよく通るようになりました。


勿論以前からそのような輩は通っていたのですが、最近はとくに耳に響きます。休日になると、ブバババババと音を立てて、大して都会でもない田園地帯の道を、得意気に走って行きます。こんな所を走って、なにが面白いんでしょう?


ひと昔前の族車とも、彼らは違うようです。本当の族というよりかは、スクーターや125ccクラスのバイクを改造して、お手軽な仕様で寄り集まっているみたいです。


この集団の、目的というか狙いはなんでしょうか。本当の族とは違って、国家権力と本気でやり合うという気はないみたいです。なんとなくですが、この社会でギリギリ持ち堪えている側の、どうにも持って行き場のないフラストレーションを、休日だけぶつけている、という感じがします。


見ていると、結構女の人も多いんですよね。125ccクラスだから扱い易いみたいです。


きっとどんなに頑張っても報われないいまの社会情勢に、若い一部の人はもう耐えられなくなっているんだと思います。派遣やパートの賃金で、生活して行くだけの毎日。一向に努力が目に見える形で現れて来ない。その一方で、富裕層はどんどん肥大化し、上層部とつるんで更に自分たちの分け前をねだっている。


もう日本は、若い人間の未来を憂う存在がいなくなってしまったようです。

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