会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

中高年男性の『友達がいない問題』

こんにちは、curiosです。



“独身おじさん友達いない”問題 「1日たばこ15本」相当の悪影響も…日常に孤独解消(2022年7月13日)



最近このトピックがネットを賑わせていますが、すこし持論を述べさせて頂きたいと思います。


先ず、中高年の男性としているあたり、すこし違和感を感じます。引きこもりの問題でも、中高年の引きこもりが取り分け問題視されていますが、若年層の引きこもりだって負けず劣らずいると思うんです。この『中高年』という世代をなんとなく血祭りに上げようとしてる気配を感じてしまいます。


私が若い頃から、独身の男性は、いい歳して独身なのか、とか、出会いがないんだな、可哀そうに、など、やや面白半分に語られて来たものでした。女性に対しては、それほど風当りは強くなかったように思えます。


このように、独身問題については、女性よりも男性の方が滑稽さが際立ってしまうようです。また男が独りでいると、どうしても野暮ったく見られるみたいです。身の回りのことや、炊事洗濯のことなど、どうしても男は満足に出来ないというレッテルを貼られてしまう。


その延長線上に、今回の友達がいない問題も位置していると思います。中高年男性は友達をつくれない、というある種の不器用さをニュースにしてしまおう、という魂胆が感じられますね。私はそんなことないと思います。友達を作れるか作れないかというのは個々人の資質であり、またこのニュースの最後でも言ってるように、趣味を通じて繋がればいいのです。


ただ、自分のことを前提として話をすると、友達をムリして作ることに意味があるのかという感じです。男性はどちらかというと社会にその身を投げ出し、食ったり食われたりといった世界で勝負して来ました。だから心に相応の傷を負っている場合が多い。そこに友達を無理して作らなきゃいけない、なんて風潮が出て来ると、その傷に塩を擦り込まれるような気がするものです。友達というのは本当に必要か?といったところから、キチンと議論を始めないといけないと思います。

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