会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

あからさまな日本礼賛番組は恥ずかしい

こんにちは、curiosです。


日本人の承認欲求というのは他の国に較べて大きいと思います。余所の国から我々はどう思われているのか、日本のことが嫌いじゃないか、そういうことばかり気にしてるような気がしますね。


TVなどでも、”YOUは何しに日本へ?”などという気恥しいタイトルの番組がありますが、外国人から見たら、どうでもいいじゃないか、そんなこと、というのが本音だと思います。というよりか、外国人がむしろ戦略的にそういう日本大好き!という姿勢を利用しているような気がしますね。


日本大好き!という姿勢を取っていれば、何かしらの得をする。TV番組で取り上げられるし、取材などもされて知名度も上がるかも、そういう魂胆でひたすら日本大好き!を貫いている外国人がいるかも知れない。下品な勘繰りですが、そういう風に考えた方が現実的です。


また実際に日本は外国人(とくに西欧系)に対して愛想がいい。日本はいい国ネー、などと素直な感想を持つのも無理のないことだと思います。だが逆に、同じ民族や、東南アジア系の方はどう思っているか。日本というのは冷たい国、厳しい国だなと思ってる方も少なくないと思います。


彼らは技能実習生などという名目で、日本の農家や牧場で働かされています。普通の日本人は、時給に見合わないという理由で集まらないからです。そのような所で働く東南アジア系の人はどう思うか?私の想像ですが、日本というのはそんなに夢がない国だな、そう思っているんじゃないかと思います。


最近コンビニのバイトで、ベトナム系の方を見ることが多くなって来ました。彼らも、決して日本がいい国だとは思ってないでしょう。元々がそんなに勤勉というわけではないお国柄の人が、要求ばかり多いコンビニの仕事をこなさなければいけない。そして今は円安で、稼いだ賃金も母国のレートに対してそんなにうま味がない。


次第に日本を見限ってしまう外国人の方も出て来るのではないか?そう思います。これなら余所に行った方がいいのでは?そう思われてもしょうがない現状になって来ているんじゃないかと思います。


そんななかで、能天気に、『日本礼賛番組』を流しているのは、なんだかな?と思います。一部の外国人は、『日本はいい国ネー、』というおべっかを使いますが、大方の外国人は、『日本はシブチンネ~、』と鼻で嗤っているような気がしないでもないのです。

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