会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

動物が持て囃されて来てるワケ

こんにちは、curiosです。


昨今のTV番組の特徴として、食べ物関係のネタが多かったのはご承知の通りだと思います。


そこに最近、新たな流れが出来つつあります。『動物ネタ』です。


動物関連のゴールデン番組が乱立して来て、いつも何処かで動物番組がやっているような状況です。


動物は見ていてカワイイし、癒されます。また食べ物はいい加減飽きて来ましたが、動物は見ていて飽きない。仔猫がコロン、と転がるのを見ているだけでホンワカ来ます。


私もかなりの動物好きですが、動物がここまで持て囃されるようになったのは、ワケがあると思います。


それは人間側にあると思います。


いままで言って来たことの繰り返しになりますが、熾烈な競争社会、お互いの腹を探り合うような複雑な社会構造、人を騙して利益を得るような悪徳な商法。


こういうものが人からの逃避を生んでいると思います。


また、人間の持つ醜さ、これが幾分酷くなって来たように思えます。例えばTVに映る女性アナウンサーの澄ました顔。一分の隙もなく整えられた顔ですが、その裏側には傲岸さが見て取れます。ニュースを読むというより、この私の仕立てられた顔を見てちょうだい、という思惑が見え見えです。これっぽっちも魅力を感じません。


もうこういう醜さが、生理的に耐えられなくなって来てるんだと思います。実社会でも、表向きには優しい態度で近付きながら、裏側ではソロバンを弾いて金勘定をしている輩ばかり、そんな状況に辟易としてしまっている。


私も人間嫌いになって久しいですが、人間に近付いたってロクなことが無かったからです。そして動物なら、少なくとも騙されるということはない。それなら動物の方がいいじゃないか、となるのは至極当然です。


人間よりも動物が好き、そう思っている人は少なくないと思います。また地球上で人間がこれだけ増加し、そろそろ淘汰されるべき段階に来ているんじゃないかという予感もあります。そういうものが最近の動物関係が持て囃される要因になって来ているんじゃないかと思います。

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