会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

観光地に行くと心が暗くなる

こんにちは、curiosです。


気候も良くなって来て、何処かに行楽に出掛けるには丁度いい時期だと思います。新緑のなかをドライブしたら、さぞかし気持ちがいいことでしょう。


週末の道路は賑やかになり、家族連れやカップルの車が見受けられます。皆さん思い思いの場所へ向かっていると思います。


観光地にとっても、ようやくコロナが落ち着いて、これから光明が見えて来ることと思います。以前のように賑わいが戻れば、日本の景気にとってもプラスとなることは確実です。


ですが私は、何故か心が浮き浮きしないんです。


昔から、観光地に行って、心が沸き立つということが皆無でした。


それは人付き合いが少なく、そういう場所へ行く機会がない、ということもあるかも知れませんが、観光地特有の、気だるい雰囲気がどうにも好きになれない、という理由があります。


観光地と言うのは、表向きは歓迎の雰囲気を醸し出してはいるものの、裏側は殺伐としています。旅館やホテルのエントランスは立派ですが、一歩裏通りに入ると、ゴミが無造作に積み重ねてあったり、スクラップが置いてあったり、汚い川が横を流れていたりと、まったく持って心躍りません。


そういうのは見ないようにすればいいんだよ、という意見もあるかも知れませんが、それも観光地というものが持つ一面です。上辺を取り繕って、とりあえず金を落として貰えばいい、という思惑が滲み出ています。


はっきり言って、私は観光地の住民というのが嫌いです。その地からの恩恵をありがたく受け取るというより、当然のように受け取っている感があります。だから一歩裏通りに入ればゴミが積み重なり、見えない所は気にしないで、商売にのみ注力する。


私は静岡県東部に住んでいます。全国的にも有名な観光地が幾つかありますが、すべて空気が澱んでいるような感じがあり、大嫌いです。行って心が洗われる、といったことがまずありません。何故あんな所が、全国的にも有名な観光地足り得ているのか、さっぱり理解出来ません。


そしてその地域の住民とは、恐らく生涯分かり合えないことでしょう。向こうにとっては、何もない土地の人間が偏屈なことを言っている、ぐらいにしか取られないでしょうが。

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