会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

資格を取ることの優位性について

こんにちは、curiosです。


若い頃から転職を繰り返して来た自分は、きっと将来的にプラスになるだろうという観点から、様々な資格・免許を取り進めて来ました。


まあどれも高卒程度の知識があれば取れる資格なので、そんなに自慢出来るものではありません。


ではそれらの資格が実際に活きたのか?この疑問については、いままで経験した中で一度だけは活きた記憶がありました。


後は実際、決定打にはならなかった。


これまでの日本においては、資格を取ったからと言って盤石な体制になる、ということはなかったと思います。


日本の企業の、人となりを調査する視点は、かなりシビアです。そのシビアさは、就職氷河期というものを経験されている方には周知の事実かと思われます。何十回という採用試験を受け、剣もほろろに不採用という通知を突き付けられる。この無慈悲ともいえる過程を経験すると、ある種の諦念のようなものが生まれてしまう。


私もちょうどその頃に会社を何回か変わったので、その感覚は味わっています。正社員になかなかなれず、派遣社員として数年を過ごしました。


いま思い出しても、苦い記憶しかない時代でした。


そして、なんとか正社員の職を見つけ、入り込むのですが、結局、自分には会社生活というもの自体が向いてないということに気付いたのはもっと後です。


資格取得は結局活きなかったのか?結果的に見るとそうなります。


ですが資格を取るという過程において、努力したという面はプラスになったと思います。


また簿記会計など、自分でなにか事業を始める場合には、実際に役に立つものもあります。簿記会計の知識がない人にとっての自営業は、恐らく羅針盤を持たない航海のようなものだと思います。


いままで取った様々な資格免許は、きっとこれから何かを始めるということに活かされるのだ、という結論を得ました。


この面においては、無駄な努力は無かった、ということです。

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