会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

幕の内弁当をうまいと思ったことがない

こんにちは、curiosです。


仕事や遠征先でよく食べるお弁当の王道といえば『幕の内弁当』ですよね。色々な食材がすこしずつ入っていて、栄養バランスが良いとされるお弁当です。


あれを美味しいと思って食べる人、居るんでしょうか?


私はなんだかみみっちく感じて嫌ですね。煮物や、シャケ、ひじきなど様々な食材が少しずつ取り分けられて入っている。


なんだか貧乏臭く感じてしまうんです。


またそれを食べるシチュエーションというのが、何処かの講習に行った時とか、会社関係のイベントで用意されていたりとかで、貧乏臭い雰囲気に尚更拍車を掛けるんです。


もし私は好きだよ、とかいう人が居たらごめんなさい。とにかくあの幕の内弁当を出されるシチュエーションと、それを食べている時の悲壮感、というのが溜まらなく嫌なんです。味が直接どうこうというのではありません。


日本人の、何事もこじんまりとまとめようとする貧乏臭さと、ああいうものを有難がる習性みたいなものが合わさった『切ない味』です。


何処かの会社の展示会で、昼に休憩室のようなところで黙々と食べる幕の内弁当の虚しさは、群を抜いています。


私はとことん日本という社会の、風習とかしきたりみたいなものに迎合しない人間だということを、痛感します。


あちら側にとっても、こちら側にとっても、セミリタイヤという選択肢はベターな選択、ということになるのかも知れません。

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