会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

すっぱいブドウの適応力

こんにちは、curiosです。


セミリタイヤを意識し出してから、当然のようにブログ村のセミリタイヤブログをチェックする毎日が続いていたのですが、最近すこし疑問に思う一件がありました。


それはアーリーリタイヤをされた方のブログで、他のセミリタイヤを目指す方のブログを名指し、色々指摘している件です。


その方は投資の方で収入を確立しており、バイトをしなくても充分やって行けるという、実に用意周到にセミリタイヤ生活を組み立てられている方です。


私なんかは、生活費をバイトで稼ぐレベルのセミリタイヤ生活を想定しているので、素直に感心してしまいます。


ですが他人のブログをネタにして、小馬鹿にしているのは、すこし趣味が悪いと思いました。


また考え方なのですが、組織で強制的に指示されて動くのと、自分が個人事業主になって、指揮系統が自分しかいないというなかで動くのとでは、明らかに違います。


結局は個人事業主だって指図されて動いているのだとしても、一応自発的に動いているのだと、自分を納得させることが出来ます。それは論理のすり替えだとしても、それが出来るというだけで気分的に違います。


例えば私は適応障害で、なにか嫌なことがあると突発性蕁麻疹がブワーッと出るのですが、前者のような状況だとストレスで働けないと思います。


ですが後者の、自分の意思で動くという風に論理を置き換えれば、なんとか対応出来ると思うのです。それで軌道に乗れば、やって良かった、という風になるかも知れない。


大方の人間はそういう風に、物事に挑戦してあきらめるか、或いは自分を騙して納得させるか、という感じでやって来たのです。イソップ童話の、すっぱいブドウのように。


それが人間の持つ、適応力ということになるんだと思います。

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