会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

新規参入店舗の経営者

ドミノピザなどに見られる、フランチャイズの飲食店関連の経営者には、ちょっと考えさせられるような人が多いです。


一時期、あちこちにドミノピザが出来たので、何度か行ったことがあります。


もちろん持ち帰りでの購入です。半額じゃなけりゃ、あんなもの食う気はしません。


どうせ元ヤンキーかなんかで、一発当ててやろうという野心を持ってドミノピザを開業したのでしょう。


しかし店の雰囲気はお世辞にもいいとは言えないし(なんせ自らも露骨に顔に出すような人間だし、恐らく似た者同士の集まりでしょう)、ピザの味だってそれほど感心するものではありませんでした。


私がここ最近気になるのは、新規で店を始める人たちの、浅はかさです。ひと山当ててやろう、そういう野心を持つのは大いに結構なことです。


しかし中味が伴っていない場合が多いです。まず顧客に喜んでもらおうという姿勢よりも、手っ取り早く資金を取り返そうという気持ちの人が圧倒的に多いように感じます。


また、表面ばかり取り繕って、裏に回ったらもの凄い態度という人もよく居ます。明らかにその店の商用車と思われるクルマが、公道に出る際に、回りを蹴散らすように出て行くのを見ました。その店に関係のない人たちだから構わない、そう思っているのかも知れませんが、巡り巡ってそういう人たちもいつかその店を利用することもあると思います。ですがそういった印象を与えてしまえば、その店には近付こうなんて思わないでしょう。そういう気構えが圧倒的に欠けているのです。


なにも始めていない人間が偉そうに、なんて思う方も居られると思いますが、確かにその通りです。実際に私は商売のようなものを始めていません。ですがもしなにか商売を始めることがあったときに、そういった事業者を反面教師のようにして置こうと思っているのです。

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