会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ニュースとは違う現実

普段は遅くなってからはあまりクルマでは出掛けないのですが、土曜日の昨日は久しぶりに出掛けました。


どうしても肉が食べたくなり、肉の専門店に買いに行きました。


その店はバイパスの通りにあり、行って帰って来るまで様々な店の前を通ります。


まあいちばん多いのは飲食店です。何処の街でも大抵あるようなチェーン店や、レストランが目立ちます。


マックやケンタッキーは相変わらず大人気で、店の外にまでクルマが待機しています。


その他の店も、駐車場が溢れんばかりで、二車線あるバイパスの、片側を占拠しているような状態でした。


これを見ていて、本当に庶民は生活に苦しんでいるのか?と疑いたくなりました。


まあこの辺りは企業が多く、生活水準も比較的高いんだと思います。あと意外と新しもの好きなんですね。だから新しい店がオープンしたら、しばらくは混雑するのです。そして評判が良ければそのまま繁盛するし、そうでなければ見向きもされない、そんな土地柄です。


それにしても世間の物価高から生じる生活苦とは真逆の光景に、いささか驚かされました。ヤフーニュースなどでは、物価高で外食も出来なくなった、という声が多数を占めているというのに、現実はみんな外食店に押し掛けています。


いまのメディアの報道姿勢というのは真実を伝えるというより、両極端な意見を並べて、その両方にすり寄った内容のものを載せるということが多いと思います。


高給を貰っている人はどんどん高級志向になっているので、それに見合った内容の記事を、庶民に対しては物価高で外食も出来ない、という憐みの記事を、という感じです。


なにが本当か、真実はどれなのか、その見極めが困難になっています。


頼りになるのは自分の眼と、肌感覚しかありません。

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