怨嗟の声が届くか?
ガソリンの価格がレギュラー180円まで上がりました。
流石に以前のようになんとなくクルマで出掛ける、ということに、抵抗感が出て来ました。
これからは目的を持ったドライブ以外に、あまりクルマを走らせるという機会はすくなくなりそうです。
ところで、クルマを所持していることで生じる固定費というのが、物凄いことに気付きました。
まず自動車税、毎年5月頃に来る悪魔のような知らせです。
私のノートは34,500円です。これが毎年です。
そして11月に来るのが保険料の支払い。こちらはソニー損保で24,000円くらいですが、損保業界の暗部がビッグモーター事件で暴かれたので、あまりいい気持ちはしません。
そして2年に1回の車検。こちらが約9万円かかるので、1年あたり45,000円となります。
これだけで、総計103,500円となります(!)
ちなみに、カブ(バイク)の固定費は、税金の2,200円だけです。
ノート103,500円に対してカブ2,200円、大きさも乗車人数も違いますが、この価格差というのは、それ以上の作意を感じます。
自動車産業というのは日本の根幹を支える産業の筈です。
そして日本国民もそれを承知しています。だから皆な高いお金を出してクルマを買っているという面もあると思います。
政府のやっていることは、その好意に乗じて更にお金を上乗せしているということだと思います。
ましてやガソリンの揮発油税に消費税を上乗せするという、それ民間の会社がやったら間違いなく叩かれ案件だろうという愚行を改めもせずに、です。
石油元売会社に補助金を出すのではなく、この二重課税をやめるだけでも国民は納得すると思います。
私も日常の移動を出来るだけカブでこなすという節約をしていましたが、このクルマの固定費を計算したらバカらしくなりました。節約しようがしまいが、毎年103,500円というお金が、クルマを所持してるというだけで飛んで行ってしまうのです。カブでガソリン代を浮かせたって、そんなものは些細な金額です。
もうクルマを手放すという選択肢まで頭のなかに浮かんで来ています。
岸〇よ、国民をこれ以上追い詰めないほうがいいぞ。お前は総裁選の時に私は聞く力はある、なんてほざいていたな。
お前の耳に国民の怨嗟の声は届いているのか?
届いていないでしょうね、多分。