後手後手に回る岸田政権
葉梨大臣が更迭されたというニュースに代表されるように、岸田総理の政権運営は、すべて国会や世論の反応を見て決めるという、後出しジャンケン的な手法が目立っています。
なにかを自分で決断して、これで行くんだということを強い意志で国民に納得させる、そういうシーンにまだお目にかかったことがありません。
たとえその判断が間違っていたとしても、自分たちが任せたリーダーが、そういう強い信念を持って行動したということに国民は安心するものです。逆に判断は正しくても、なかなか行動に移さない、そんな人には政権を任せてもいいんだろうか?と不安になります。
私がいちばん感じているのはコロナの件についてで、もう第8波なんてことは言わなくていい、ということをマスコミにも医療関係者にも、周知してくれればよかったのに、ということです。早くインフルエンザとおなじ扱いにして、感染者が増えようがなにしようが、ウダウダ騒がない、ということを徹底してくれればよかった。だってもう水際対策も撤廃したんでしょう?外国人観光客が大挙して押し寄せて来るのだから、感染者数がどうこうなんて騒ぐのはナンセンスですよね。
あとマスクの着用も、思い切って自由意志ということにしてみたらどうでしょう、気になる人は付ければいいし、気にしなければそのままでも構わないという風に。実際、コロナウイルスは統計の感染者数以上に国民の間に広まっていた、というのは周知の事実だと思います。大体の人にコロナウイルスの耐性が出来ているとすれば、もうコロナというものを克服していることにもなります。いつまでもワクチンを打ち続けるわけにも行かないでしょう。
私がよく行く道の壁に貼られているポスターですが、どの口がそんなことを言っているんだと思います。