ホットハウス・アース問題
こんにちは、curiosです。
今日は3連休の最終日ということで、天候も悪くなかったので、久しぶりに地元の山へ登って来ました。
これは登って行く途中で見える第2東名の高架橋です。ここは完成していますが、神奈川県側の山北区間の橋梁工事が難航しているらしく、まだ開通の見通しが立たない状況のようです。
今日は天気は良かったのですが、湿度がかなりあり、なんだか足が上がりません。しばらく運動していなかったのもあり、山頂まで行くのは断念しました。
しかしここは本当に静かです。一応祝日なのですが、誰一人いません。聞こえるのは鳥の鳴き声と、樹々が揺れる音だけです。
まさに今の自分にピッタリな場所です。しばらく座って、山肌を上がって来る風に吹かれていました。
エアコンの風よりも清冽で、身体に良さそうです。
科学が幾ら発展しても、人間は自然には敵わないんだ、山に登るとそういうことがスッと身に入って来ます。
だからもう経済成長なんて絵空事は止めて、生きているだけで充分という発想で物事を考えて行くべきなんじゃないか、と思いました。
このホットハウス・アース問題というのをかいつまんで言うと、今からCO2排出量を抑えても、もう状況は変えられない。変えられないどころか熱帯雨林の減少や、永久凍土の融解によって、どんどん不可逆的に温暖化が進み、予測よりも遥かに早く終末が訪れてしまう、というものです。言ってみれば、今はなんとかギリギリ持ち堪えている環境のタガが外れ、後は人間が幾ら軌道修正しても焼け石に水、ということです。
私はこれは決して絵空事ではないと思います。年々暑くなる世界の気温、その影響で起こる熱風被害。これはもうホットハウス・アースの縁に片足を掛けている状況なんじゃないかと思います。
それを止めるには、もう一切の経済活動を止め、『今あるものだけでやって行く』という路線に切り替えるべきなんじゃないかと思います。ですが世界の首脳や政財界がそれを許すわけがありません。
こんな社会で絶望しないでいられる人間は、よっぽどの楽天家か、或いはただのバ〇だと思います。