憧れの存在
こんにちは、curiosです。
中坊の頃、その斬新な音楽性に衝撃を受けたバンド、『イエローマジックオーケストラ』。
三者三様の個性的なキャラクターで、日本から出たバンドのなかでは恐らく最もインパクトのあった存在だと思います。
その中でも、オーラというかカリスマ性というか、放つものが別格のようだった坂本龍一さん。
なんとステージ4のガンの進行だったそうです。
子供の頃から憧れで、外国などでも評価されるのを見て、誇らしく思っていました。
日本のミュージシャンで一番先進性があり、外国でも認められる存在だったと思います。
実は私が6月30日の退職辞令を受け取りに行く日、クルマのなかで聞いていたのは彼のソロ・アルバムでした。
そうして自分がまだ何かに繋ぎ止められている、という安心感を得ることが出来たように思いました。俺はあんな低俗な連中に理解されるようなんて思わない、あんな連中には及びも付かない世界を目指しているんだ、そういう思いを後押ししてくれたように思います。
そのような存在であった彼が、ステージ4のガンと闘っているというのは、本当に衝撃でした。
軽々しい励ましの言葉は言えませんが、自分の人生の節目になにかを与えてくれた坂本さんの恢復を、願って止みません。