会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

宝くじは買わない

こんにちは、curiosです。


毎年この時期になるとTVなどで年末ジャンボ宝くじのCMが流れますよね。


あれ正直ウザイです。


運営してる『宝くじなんとか協会』のセンスが全然ないので、下らないドラマ仕立ての、オチのない一コマをただ流しているだけ、という内容。


ああいうのを見ると、もう宝くじは買わなくていいかな、と思います。


ではいままで一度も買わなかったかというと、結構昔は真剣に買っていた覚えがあります。


なにしろ20~30代は、真剣にこの監獄のような会社生活からの脱却を狙っていました。


ですが学歴もなく、家もそんなに良くない自分には、そこから抜け出す術はほぼない(と当時は考えていた)。


そんなことを考えながら年末になると、その独特の雰囲気とともに、年末ジャンボのCMが流れ出します。


『これしかない、自分がこのクソみたいな人生から逃れるには、この年末ジャンボしかない』と思いながら、販売所へ駆け込みます。


年末になると、なんだか焦ってしまうんですね。


いつも、大体3万円分ぐらい買っていました。連番とバラを半分ずつくらいです。


そして年が明け、新聞の当選番号の欄をじっくりと、期待と不安を抱きながらチェックして行きます。


ですが大体は、末等の300円のみで終わりました。


一度だけ、『組み違い賞』が当たったことがあります。


あれ、ビックリするんですよね。なにしろ当選番号自体は一等と同じ、組が違うだけです。


新聞を見て、一瞬周りの景色が遠のきました。俺も『億万長者』かと。


ですが組が違うと大違いです。ガッカリ賞、と名前を替えてもいいかも知れません。


さて、そこまで真剣に買い続けていた宝くじですが、どう考えてもマイナスにしかならない。


何故なら還元率が半分だからです。集めたお金の半分しか還元されず、残りは森林事業などの公共事業に使われる、とのこと。宝くじの裏面にも記載されています。


そのカラクリがわかってからは、宝くじはやめました。夢を買う、なんて言えば聞こえはいいけど、結局は貧乏人からそのわずかばかりの小遣いを巻き上げているだけじゃないか。


当時、自分がもう少し投資というものに明るければ、無駄なお金を注ぎ込むこともなかった、と思います。


でも、一発逆転の夢を秘めた宝くじの魅力というのも確かにあります。それに賭けた自分、というのも確かに若かったんでしょう。


さて、今夜は間違いなくソロキャンプに行って来ます。前回は、寒い雨になってしまったので取り止めてしまいました。


キャンプの様子など、お伝えできればと思います。

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