会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

実店舗での買い物が一番

こんにちは、curiosです。


インターネットが普及して、なんでも家に居ながらにして買い物が出来る。一時期はそういう利便性が持て囃され、実店舗を持つのはもう時代遅れなんて言われました。


店をやっている知り合いの方も、これからはウェブショップの時代だと確信していましたね。


全国の人が顧客で、流通網が発達している日本なら発送も迅速。これは伸びないわけがないだろう、というわけです。


私も、一時期はネットショップをよく使っていました。頼めばほぼ次の日には商品が到着している、また安い。


安さについては、店側も店舗を持たなくていいわけですからその分安く出来る。また競争相手も多いので安くせざるを得ない、という事情もあったかと思います。それでも注文数が膨大なので(なにしろ全国区ですから)、なんとか商売として成り立った。ウェブショップ黎明期の頃の構図だと思います。


さて、今はどうかというと、実は殆ど利用していません。最初に嫌だなと思ったのが、梱包資材が邪魔だなと思ったこと。嵩張るものを購入すると、抱えるほどの梱包資材が残ります。それを片付けるだけでもげんなりする。


また、例え最安値でも、手に取って自分が思い描いていたものと違ったりすると、そんなにお得感はありません。損はしなかったけど、買い物としては微妙だったな、という感覚。


それらを踏まえると、やはり実店舗での買い物が一番、ということになります。自分で手に取って、吟味して納得して買うことが出来る。


ウェブショップでの買い物、実はもう後退期に来ているんじゃないかと思うのです。Amazonの決算が赤字になったというのも、それを裏付けるものなんじゃないかと思います。


実際に店に出掛けて、自分が探しているものを見付け出して手にした時の高揚感、そういうものが買い物には必要だと思うのです。


買い物に出掛けるということ自体が、ある種の癒しになっていると思いますし、その過程を『ただ安い』というだけでスルーするというのは、なんだか味気ない気がします。


自分が欲しいものがあって、この店には置いてあるんじゃないか、そういう嗅覚のようなものを使って探し当てた時の達成感。これは楽しいです。


まだまだ仮想のネットショップには成し得ない高揚感が実店舗にはあります。

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