会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

日本映画の終焉

こんにちは、curiosです。


私は映画が好きで、ひと昔前はレンタルDVDを借りてよく見ていたものでした。


気に入った作品はその後購入して、繰り返し見たりしていました。


私が好きなものは重厚な人間ドラマで、主に海外の作品に見られましたね。とてつもなく暗い作品や、こんなことを映画にしていいのか?というようなものまであって、本当にいい映画を作ろうとする熱意のようなものが感じられます。


ちなみに一番好きな作品はこれです。



Detachment Official Trailer #1 - Adrien Brody, Tony Kaye Movie (2012) HD


『デタッチメント:優しい無関心』というアメリカの映画で、結構な衝撃を受けました。


こういう映画を見てしまうと、日本の薄っぺらい商業的な映画を見る気は無くなってしまいますね。
とにかく主役ありきのキャスティングや、プライドの高い大御所俳優への忖度など、作品よりもしがらみの方にばかり囚われている、そんな印象を受けます。第一、映画館に行っても常時閑古鳥が鳴いているようにみえます。あれでよく採算が合うなと思います。


そこに来て、あの『性加害報道』です。何をかいわんや、です。


そんな所ばっかりハリウッドの真似をしなくても、あのク〇みたいな映画を作る過程で、そんな手練手管を使う意味があるのか?


百歩譲って、それで質の高い作品を造り上げたというのならまだ許せますが、出来た作品が、『ウエディング・ハイ』とか、『引っ越し大名!』などの間の抜けた題名だったらもう堪忍袋の緒が切れる寸前です。


私は日本映画は、いまの構造を変えない限りもう終わっていると思います。

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