会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

何故広告やCMには女性が多いのか①

こんにちは、curiosです。


春になると、新生活に向けてのCMが色々流れますよね。バイト探し、お部屋探しとか、就職に向けてのスーツのCMとか。


あれの中でひと際目立つのが、大勢の女性を並べて踊らせて、キメポーズで終わるようなCMです。


正直、毎年似たような構成で、作る側のセンスを疑ってしまいます。若い女性を大勢並べて踊らせときゃいい、みたいな発想しかないのか、と。


でもそれ以前に、若くて肌の綺麗な女性を出しとけばいい、というTV業界の古めかしい体質は、誰か変えようという人はいないのでしょうか。どんな場面にも、にこやかに笑う女性の姿が出て来ます。


女性は、確かにソフトな印象を与えます。長い髪をサラサラにして、にこやかに笑って貰えば、ひとつの絵にはなるでしょう。


また男性は、余程中性的な顔の人でない限り、威圧的な印象を与えてしまう可能性があります。女性は佇まいやしぐさが、ホッとさせるように出来ているのです。


でも、それを延々と繰り返されるのも、思考停止みたいでなんだかなぁと思います。もっとこの古い慣習を変えるチャレンジャー気質の人は、現れないのでしょうか?


・・・ですが、私はこの件については、もっと深い(というか安易な)本質が隠されていると思います。要は業界の方々は、こういう新人やタレント志望の子を使いたいのです。


つまり、こういう子たちをいっぱい使っておけば、誰かしらにありつけるんじゃないか、そういう邪念が無きにしも非ず、というのが本音だと思います。


TV番組の公開録画で、観覧席がほぼ女性だけの番組なんていうのもありますよね。ああいうのは、女性に媚びを売る格好の機会です。ひと昔前はTV局は最も就職したい企業のトップでした。だからどんな人間でもハクが付いた。ヘタな鉄砲も数打ちゃ当たる、を実践出来たのではないでしょうか?


私は決して羨ましいのではなく、いまのTVや業界の思考停止状態を嘆きたいのです。若い人や先鋭的な人は、もうTVなんて見向きもしません。それなのにその当事者たちは、古めかしい慣習みたいなものに縛られ、未だに自分たちがメディアの中心にいると錯覚している・・・。


②に続きます。

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