会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ロードレースは危険極まりない


北海道で開かれていたロードレースの大会『ツール・ド・北海道2023』にて、前を追い抜こうとして反対車線にはみ出した選手が、対向車に正面衝突して死亡したそうです。


このロードレース、前回の東京オリンピックで地元の町が開催地となり、実際に走るところを見ていたのですが、とにかくもの凄いスピードで走って行き、すこし不穏なものを感じました。


私はその当時まだ会社に勤めていて、会社の前の道を選手たちが大勢で走り去って行くのを見ていました。その時に感じたことは、なにか前方に障害物など出て来たら、この集団は全員転倒して大惨事になるだろうな、ということでした。なんせ凄いスピードですし、また皆なが競っているのでちょっとしたゆとりもありません。一人がコケたらその後ろの人も次々に雪崩のようになるでしょう。


その時はエキシビションのような走行をしていたので、皆なで一団になって走行していました。その姿をTVクルーが撮影していたのですが、やはりTV局の人間というのは傲慢というか、いい絵が撮れさえすればいいんだな、という印象を持ちました。もし前方に動物が出て来たりしたら大惨事ですよ?そういう可能性を、すこしでも考えたりしないのでしょうか?


それ以来、このロードレースにいい印象を持つことは無くなりました。あんな狭い公道を、あれだけのスピードで駆け抜ける、その行動自体が凶器だと思います。


今回の北海道の事故、選手に反対車線に出るのを禁止していたとか、クルマの通行を規制していたが、そのクルマは既に通過していた、などと色々言われていますが、すべてはあのような狭い公道で、ロードレースを開催したということがすべてなんじゃないかと思います。


あのような危険なレースは公道などでやるべきではなく、一般の人が係わらない場所を貸し切ってやるべきです。

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