会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

理屈っぽい左脳型人間

こんにちは。


会社生活のなかで、私とはどうも合わないなと思った人たちに、左脳型人間というのがあります。


左脳というのは筋道立てた論理的な思考や、計算を得意とする脳で、よくよく考えれば日本人が得意とする能力が集約されていると言えます。つまり左脳が優位なことは、この日本社会で必要とされる能力をすべて手に入れているということです。


日本人は綺麗好きで、街もよく片付けられています。外国から来た観光客も、街の綺麗さには感心すると聞きます。その点はこの左脳型の特性が活かされていると言ってもいいと思います。


ですが、些細なことにまで拘る病的なまでの潔癖さ、必要以上に多い生活のなかの遵守事項など、入り込んで行くにつれて見えて来る面もあると思います。最後までマスクを外さない国になりそうなのも、恐らくその特性によるものと思います。


また、よく聞くのが宅配などでのクレームの多さで、包装の箱が潰れていた、ラベルがめくれていたなどと、細かいクレームを入れる件数が多いと聞きます。その点は細か過ぎて、他所から嫌われる一因になっていると聞きます。


さて、私はどちらかといえば左脳型人間とは相性が悪いです。それは自分の性格からすれば、当然のことと思います。私は決して努力家ではありませんし、会社というところで自分が活き活きと活躍出来ると思っていません。むしろ会社というところからどうすれば逃れられるかということばかり考えて来ました。


こう書くと、なんだかいいところが無いように思えますので、すこし自己弁護したいと思います。


私は昔から絵を描くのが得意で、これはきっと右脳の活動が優位なことから来る特性だと思います。また、なにかを作るということにも熱中するタイプで、DIYなどでちょっとした小屋などを作ることに喜びを感じます。こういうことが好きな人は、自分の頭のなかで絵を描き、それを具現化することが出来る人だと思います。こういった能力も、社会のなかでは必要とされることだと思うので、今後そのような状況になれば自分の特性を活かせることもあるでしょう。


そして最後に、左脳型の特徴を書いた作家の言葉を載せたいと思います。


「そういう人の特徴は、まずユーモアがないこと。理屈っぽいこと。学校の成績はいいんだよ、だけどどうにも面白くない人。あなたの回りにもいるでしょう」

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