会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

この世は恐ろしい所という認識を持て

こんにちは、curiosです。


働かない生き方を選択して、もう大分経つのですが、会社というものが、どれだけ人の心や精神を蝕むものか実感しています。


私は高卒で、また家もなにか事業をやっているわけでも無かったので、とりあえずサラリーマンをやるという選択肢しか浮かばなかった。また高校が商業科だったので、卒業した人は大多数が就職しました。学校自体が、就職率を上げたがっていたような感じです。プラプラしている人間を、是が非でも就職させようとしていた。私もその流れに沿って最初の会社に就職しました。


そこで味わったのはこの世の終わりのような光景です。そこにいる人たちは自分たちを『奴隷』だと認識しているような感じでした。そうして入って来た人間も奴隷にしようとしていた。


会社とはこんなものなのか、という思いが拭えませんでした。皆なが自分のなかの世界観を持たず、そのようなものを持っている人間を反乱分子のようにして排除する。実際、私はいい餌食でした。


つまり、会社というのは現代では禁じられている『奴隷制』を、思想として掲げている団体だということです。その思想に染まらない人間は、強制的に洗脳させるか、或いはそこから落伍させる。


会社を辞めて、いろいろいままでのことを考えるのですが、痛い目にあった印象ばかりが蘇って来て、どうしようもなくなります。そうして、本当にロクな人間が居なかったというイメージばかり大きくなって来ます。


会社にとって、必要とされる人材は、『奴隷』です。そうしてその『奴隷制』を、微塵も疑わずに人に押し付けることが出来る人材です。いわば奴隷の再生産システムです。


日本は先進国だなどと言い張っていますが、その実態は、国を挙げての奴隷制を自ら維持しようとする、その愚かな国民性にあると思います。働き者で勤勉、なんていいイメージを植え付けていますが、ただの奴隷です。


働かない、或いは働く意思を持たない人間には、その強固な社会保障システムの優位性を見せ付けて、働くよう促します。そんなもの大した価値は無いのですが、自分たちには価値があると思い込んでいるのです。


頭のいい人たちや、家が代々指導者的な立場の方はそういうことをわかっています。自分たちはそこから一段階高いところにいて、そのシステムを利用して稼いだり、或いは自らの地位をより盤石なものにしようと画策しています。


サラリーマンは税制もガラス張りで、不正は出来ないというおまけ付きです。自営業が様々な税制上の恩恵があるのと比較して、『搾取』という言葉がこれほど相応しい存在はありません。


搾取されない、或いは奴隷制に巻き込まれたくない、そんな生き方を目指すなら、いますぐサラリーマンを辞めることです。または辞めても当面の間は困らない程度の蓄えを持つことです。


その間に、社会のいろんなことが見えて来ます。


その後のことは、なんとかなります。ここまで到達することの出来た人たちなら、その後を生き延びるのは容易いと思います。


社会というからたっぷりと賠償金を吸い取ってやりましょう。

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