会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

何故食品の値上げばかり話題にする?

こんにちは、curiosです。


今年の3月頃から、食品の値上げのニュースが相次いで報道されました。


主な原因は小麦の高騰と、コロナによる物流の混乱により、輸入が思うように行かないというものでした。


それにロシアのウクライナ侵攻が重なり、小麦の生産国である両国の生産がストップしてしまったというのが大きいとのこと。


3月、4月、5月の頭から、またもや食料品が値上げです、というニュースを、メディアは繰り返し流して来ました。


さも深刻そうな顔をして、食卓の台所事情に影響が及ぶのでは?なんて如何にも庶民的な顔で語っています。


でも私は心の中で、「どうせお前らには痛くも痒くも無いんだろう、ケッ、白々しい」といつも思っています。


日本の流通の中心地となる大都会東京、色んなものが、東京目指して運ばれます。旬の野菜、新鮮な海産物、美味しいと評判の高価な食材。


すべてが東京に向かって運ばれていることを知っているのです。


そしてそこで働く人たちは、高給取りの面々です。大根ひとつが、50円値上がりしたって、「あ、そう」で終わるぐらいの経済感覚の持ち主です。


ですがあいつらは、デスクに言われています。『なるべく庶民の味方のフリをして深刻そうな顔をして読め』、そうして毎月初めに、『小麦が20円値上がりしました』とか、『吉野家の牛丼が420円に値上げしました』、などと如何にも困ったような顔をして大げさに報道している。


もう値上げの波というのは避けては通れない道なのです。これから新興国がどんどん伸びて来ますし、日本経済はインフレの流れになりつつあるのですから。第一、いままでが安過ぎた、そうは思いませんか?


あんなに毎回毎回大げさにまくし立てる必要はこれっぽっちもありません。事実、今年の年初から、生活は変わったでしょうか?好きなもの(アイスなど)がピンポイントで値上げしてしまった方々にとっては痛手でしょうが、そんなに変わらないと思います。少なくとも、大ごとにはなってない。


それよりもああいうニュースをその度毎に連発する、そういったことの影響力を考慮しない『庶民派を気取った』マスコミには困り果てます。まだ低俗な番組を垂れ流している方がマシです。

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