会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

クリスマス・イブ

こんにちは、curiosです。


今日はクリスマスイブですね。勿論異性に縁の無い私は、家で美味しいものを食べるぐらいしか過ごす術がないのですが、それでもクリスマスイブというのは特別なものがあります。


私はよく町などで歩いてる人を観察するのですが、その中にちょっと普通の人とは違った雰囲気を放つ人たちがいます。具体的には、健常者とは言えない人たちです。


そういう人たちを見ると、不思議と目が離せなくなってしまうんです。そういう人たちは、表情などを見ても鬱屈としています。それはやはり社会のなかで疎外されていると認識しているからでしょう。


私も、近しい存在として親近感を覚えずにいられないのです。一歩間違えれば、私だって社会から疎外されてもおかしくなかったからです。いまは何とか社会という生き物の尻尾を掴んで握りしめていますが、もし人生の要所要所で判断を誤っていれば、すぐさま脱落して隅っこに追いやられてしまう、そんな可能性もあったのですから。


クリスマスイブというのは、そういった人たち(言葉は悪いですが、社会から疎外された人たち)への、感謝の場として使うべきだと思うのです。成功者と呼ばれる『勝ち組』の人たちが、率先して、その人たちへのつぐない、もしくは施しを実施する。


一等地のタワーマンションで、豪華な料理を並べ、高価なシャンパンで乾杯する、そのお金を、そういう人たちへのイベントや、無料でケーキを配るなどの費用に充当してあげる。


寒空の下、暗い街の片隅で、そういったイベントとは無縁の人生を送る人たちがいる。それは自分たちのせいではないかも知れないけれど、自分たちの成功はそういう人たちの犠牲の上に成り立っているのかも知れない、と、この時期はせめて思ってあげてもいいのではないか、と思います。



シャトレーゼでクリスマスケーキと一緒に、人に上げる用に、チョコレートクッキーを買って来ました。女性に上げるとキモいと言われそうなので、お世話になった人に差し上げたいと思います。

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