家で育ったスズメ
こんにちは、curiosです。
我が家は鳥を飼っているので、おこぼれに預かるために野鳥がよく来ます。
なんと言っても多いのはスズメで、冬の時期はエサ場となっています。ニワトリ用の配合飼料を入れてある箱に、ダイブしてエサを食べて行きます。
そんな感じで2年目を迎えた今年ですが、春の繁殖期には4羽のヒナが、殆どねぐらのように居着いていました。まあエサと水が容易に手に入るので、効率性を考えたら最もな話です。
その4羽は本当にここで育ったスズメで、我が家を自分たちの棲み処のように感じていたと思います。朝、ニワトリ小屋に行って給餌をする私を、満面の笑みで待ち構えていたこともあります。
その4羽のうち、すこし生育が悪い個体が1羽だけ、物陰に隠れるようになってしまいました。恐らく他の3羽から弾かれてしまったのでしょう。
そして先週から今週にかけての大雨で、かなり体力が奪われてしまったらしく、ピョンピョンとは移動するのですが、近付いても飛び立つことが難儀な様子です。ニワトリ小屋の近辺で、エサを啄みながら小休止を繰り返しています。
幸い、エサも水も近くにあるので、まだ生命力は残されているようです。野生の生き物はその生き様で、私に様々なことを教えてくれます。私もこのスズメの身近な立合者として、出来る限りのことはしつつ、手出し過剰にならないように見守って行きたいと思います。