会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

家で育ったスズメ

こんにちは、curiosです。


我が家は鳥を飼っているので、おこぼれに預かるために野鳥がよく来ます。


なんと言っても多いのはスズメで、冬の時期はエサ場となっています。ニワトリ用の配合飼料を入れてある箱に、ダイブしてエサを食べて行きます。


そんな感じで2年目を迎えた今年ですが、春の繁殖期には4羽のヒナが、殆どねぐらのように居着いていました。まあエサと水が容易に手に入るので、効率性を考えたら最もな話です。


その4羽は本当にここで育ったスズメで、我が家を自分たちの棲み処のように感じていたと思います。朝、ニワトリ小屋に行って給餌をする私を、満面の笑みで待ち構えていたこともあります。


その4羽のうち、すこし生育が悪い個体が1羽だけ、物陰に隠れるようになってしまいました。恐らく他の3羽から弾かれてしまったのでしょう。


そして先週から今週にかけての大雨で、かなり体力が奪われてしまったらしく、ピョンピョンとは移動するのですが、近付いても飛び立つことが難儀な様子です。ニワトリ小屋の近辺で、エサを啄みながら小休止を繰り返しています。


幸い、エサも水も近くにあるので、まだ生命力は残されているようです。野生の生き物はその生き様で、私に様々なことを教えてくれます。私もこのスズメの身近な立合者として、出来る限りのことはしつつ、手出し過剰にならないように見守って行きたいと思います。

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