静岡県知事選は鈴木康友氏が当選
昨夜開票された静岡県知事選は、立憲・国民推薦の鈴木康友氏が、自民推薦の大村慎一氏に7万票以上の差をつけ、当選しました。
今回の選挙戦では、前副知事で官僚出身の大村慎一氏は、自民党の推薦を断っていた方が良かったと思います。選挙戦ではとにかく頑張っていたのが印象的でしたし、当初圧倒的とされた鈴木康友氏の優勢を、五分五分といえるまでに盛り返していましたから。
鈴木康友氏は無難な選挙戦を展開し、また地盤である県西部の強力な後押しを受け、当選したかたちです。大村市の地盤である県中部は県庁所在地にはなっていますが、目立った産業もなく、明らかに西部に押されていました。子供の頃から幾度か訪れていましたが、なんとなく輪郭が掴みにくい街だな、という印象がありました。
自民党は今回の選挙戦で、あまり自民党色を出さないようにしていたそうですが、やはりいまの自民ではプラスどころかマイナスにしかならない、ということが実証されたかたちです。大村氏は人柄もよく、県政での実績もあるということですが、やはり官僚出身で、自民党との鎖を断ち切ることが出来なかったのがすべての敗因だったと思います。
私の住む東部地区は、この構図にはまったく立ち入ってませんが、県東部はもとから中部と西部とは違う世界で、向こうからは疎外されているし、こちらも疎外している、という感じです。サッカーなどで明らかにエリート意識を振りかざす中部・西部とは、お互いに相容れないという感じです。
東部は東京・神奈川方面からのアクセスがよく、観光客もほぼこちらから訪れるので、東部の人間は静岡よりも首都圏に依存しているのです。
地勢的にはこれ以上ないぐらいの恵まれた環境にあるのにいまいちパッとしない静岡県、県民もそのおっとり気質からそろそろ脱却する時期に来ているのでは、と思います。