100万回生きたねこ
普段図書館で、社会の矛盾や暗部を暴き出すような本ばかり探して読んでいると、すこし心が疲弊して来ます。
結局世のなかは、カネと欲望の渦巻く一大賭博場で、その賭博に打ち勝った連中しかいい目に逢うことが出来ない、そういう結論に自ずと辿り着いてしまいます。
しかしそれではあまりにも希望がなさ過ぎます。生きるのをあきらめるのもまだ早いですし、なんとかして態勢を立て直さなくてはなりません。
そういうときには小難しい本を読むより、思いっ切り琴線に訴えかけるような絵本を読むのがいいような気がします。

『100万回生きたねこ』は、ご存知の方も多いと思います。
ネットなどでも大方のストーリーは上げられていますが、ページを繰って読むことで、自分の時間で読むことが出来るようになり、物語に深く入り込むことが出来ます。
最後のページにはちょっと涙腺を緩ませられてしまいました。