会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

山で気を付けなければいけないこと

こんにちは、curiosです。


いまは山に行って癒されていますが、場合によっては気を付けなければいけないことがあります。


ひとつ目はやはり動物です。熊やイノシシ、タヌキやキツネなど、雑食性の獣は要注意となります。


よくネットなどで、熊に遭った時の対処法が上げられていますが、恐らく実際に遭遇した時の緊迫度というのは想像を超えていると思います。冗談で、ナイフや斧で立ち向かって行く、なんて書いてありますが、そんなのはネットだけの戯言です。野生の生き物の気迫というのは、なまくらになってしまった現代人には想像も付かないものだと思います。


また熊だけではなく、イノシシもかなり危険です。よくイノシシは真っ直ぐ向かって来るだけだから身をかわせばいい、なんてほざく人もいますが、こちらも塊感が物凄いです。その場で立ち竦んでしまう確率の方が高いと言えます。


またタヌキやキツネなんかも、油断は禁物です。大抵の場合は向こうから逃げますが、万が一立ち向かって来た時は、その雑菌だらけの爪や牙で、攻撃されることになります。人里離れた場所でそういった目に遭うと、慣れてない人はパニックに陥ってしまうことでしょう。


ふたつ目は、道に迷ったり、遭難する可能性です。


最近の登山ブームで、ちょっとした近場の山でも、遭難して救助される人が増えて来ました。そんなに難易度の高くない山でも、ちょっと登山道を外れれば、景色がガラッと変わります。そして目印のようなものがないので、動けば動くほどドツボにはまって行くことになります。やはり自分の能力というものを、過信しないこと、というのが重要だと思います。


迷ったと思ったらその場から動かず、出来るだけ体力を消耗しないようにしましょう。


みっつ目は、迷ったりするわけではなく、なにかに引き寄せられてしまう、という危険性です。


これはとても微妙な事柄なのですが、その山の持つ神秘性のようなものによって、奥へ奥へと吸い込まれそうになる、といった現象です。よく山奥には桃源郷のようなものがあるとか、鹿の里があるとか言われていますが、その未知のなにかに魅入られてしまい、自分からどんどん入って行き、終いには現世から離脱してしまう、いわゆる世捨て人のような生き方を選択してしまう、という危険性です。


またこの社会に嫌気が差し、なんとなく山に来た、なんてケースもあります。その場合は、眼の前に広がる景色がとても優しく映ることでしょう。そして、どんどん奥に行き、最期は。。。


・・・なんてならないよう、自分も気を付けたいと思います。

×

非ログインユーザーとして返信する