会社生活を駆け抜け(た)日々

山に釣りに、リタイヤ後の人生を謳歌する日々です

テリマヨチキン定食

以前になにかのニュースで見ましたが、日本人が幸せを感じるときの第一位は、


『美味しいものを食べているとき』、だそうです。


外国では、『恋人と愛を確かめ合っているとき』が一位だと思います。


私もこの結果には驚きました。食欲というのは、いわばいちばん原始的な欲求です。そこには情緒や精神性なんてものは介在しません。


腹が減る⇒取り敢えずちかくにあるものを食べる⇒空腹が満たされる


という図式で表されるものであり、腹に入りさえすれば、なんでもいいのです。


もちろんなんでもいいからといって、新聞紙やおがくずでいいというわけではありません。しかし本当に腹が減っているときは、取り敢えずなにかを詰め込んどけば、不思議と欲求は満たされます。


それだけ食欲という欲求は、原始的だということです。


それに較べて、恋愛から発展する性欲というのは、いろんな要素が複雑に絡み合った、本当に高次の欲求だと思います。


お互いの思惑、相手を支配したいという欲望、思い通りにならないことに対する焦り。


そんなものが入り混じり、それが成功したときの達成感というのは格別です。これはちょっとほかに見当たりません。


それなのに、日本人はその快楽よりも、食べ物を食べたときの快楽の方が上だという。これって文化的・国家的な危機だと思うのですが、如何でしょう?


ですがわからないでもありません。異性とそのような関係性になるのは、とくにシャイな日本人の場合、かなりの精神的負担を求められます。そして自己を奮い立たせて意中の人に向かって行っても、それが実を結ぶという保証はどこにもありません。


それよりも、お金さえ出せば、かならずそれ相応の見返りを与えてくれる食べ物という存在、それに安住の地を求めてしまうというのもわからないでもありません。



テリマヨチキン定食です。


こういう画像を見て、快楽物質が出ない人というのもそうそういないんじゃないかと思います。


私はしっかり食べました(爆)。

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