会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

山に行って考えること

こんにちは、curiosです。


山に行き始めて、明らかに体調が良くなって来ました。


これは適応障害の薬が効き始めたということもあるのでしょうが、自分が最もリラックス出来る場所で、時間を気にせず色々散策したり、考えたりすることが出来るからだと思います。


働いている時は、午後になると、もう明日は仕事だ、という意識が強くなり、なにかをやっていてもそちらに集中出来ない、という事態になりがちでした。それが今は明日のことを考える必要がないという、人生のなかで最も優雅な時間を送ることが出来ています。


私事になって恐縮ですが、私は高校を卒業して、そのまま就職しました。だから大学などに進学した方とは違う時間軸を経験していると思います。大学に行けばいいことばかりだろう、と思っているわけではありませんが、社会に出るまでのモラトリアム期間みたいなものを得ることが出来るのではないかと思います。


私はいきなり社会の荒波に揉まれ、その煽りを受けて会社を渡り歩いた。そして54歳でとうとう心が疲弊してしまった。そして、遅ればせながら傷病生活という名のモラトリアム期間を得ることが出来た、という感じです。


山を歩いていて、すこし林道から外れると、いままで見たことのない風景に出会うことが出来ます。その風景を見ていて思うのは、自分はここを生活の場にするような生き方は出来ないか、ということです。


なかなか見ない山菜を獲ったり、珍しい植物を採取して生活の糧にする。若しくは、林業の世界に飛び込んで、ここを主戦場とする。


まあどちらも適応障害が完全に治ってからの話ですが、どちらも身体を酷使することに変わりありません。


身体を鍛えて行こうと思います。

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