真実を流さない日本のマスコミ
今回の東京都知事選挙で、立候補者の政見放送や、討論会などを見る機会がないなと思っていました。
政見放送は東京都内だけの放送だった可能性がありますが、討論会などについては本当に注目度からすれば開催されるべきだったのでは?と思っています。
後から小池都知事が公務にかこつけて討論会の申し出を断っていた、との報があり、この人の狡猾さというのは並々ならぬものがあるな、と思いました。
ですが本来なら、マスコミがこの討論会が開催されないという事態を、重く捉えなければいけないはずです。都民や国民に向けて、立候補者たちが意見を戦わせるという機会のセッティングが出来なかった。
普段こういうことがあればマスコミは、都知事がそういう意図を持っていたいないに関わらず、大騒ぎをするはずです。公の場でなにか追求されたらマズイような弱みを持っていたのでは?とか、逃げ腰では選挙なんて戦えないのでは?とか。
相手がどこの馬の骨かわからないような人間なら、そんな論調になっていたはずです。それが小池都知事となると、やんわりとフェードアウトさせてしまう。
開票後に行われた立候補者のインタビュー、得票数2位となった石丸候補の受け答えは、確かに酷かったです。マスコミに対する敵意を剥き出しにしていました。石丸氏はそれも有権者に届いてしまうという危険性を、まったく考慮していなかったといえます。
ですがそれは、マスコミによって、選挙の有り方が捻じ曲げられてしまったという怨念を、ぶつけたいがための暴挙だったと思えます。あそこまで、マスコミに噛み付くというのは、それだけの鬱憤が溜まっていたということでしょう。
テレビや新聞の記事の取り上げ方を見ていると、もうなにが真実かわからなくなってしまうことがあります。そこから自分の嗅覚を働かせて、役に立つニュースだけを拾っていくのですが、その作業がますます困難になっているように感じます。
日本のマスコミの姿勢は、ヘタな独裁国家のそれをも上回ると日々実感しています。