会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

切ないニュース

インターネットで上がっているニュースを見ると、切ない気持ちになることが多くあります。


日本の未来は確かに明るいとはいえないのですが、そこまで酷いものでもないという気がするのです。


いちばん懸念されているのは人口減少による経済の縮小、国力の低下ですが、先進国は多かれ少なかれ人口減少のターンに入っています。日本は戦後の人口増加が凄かったため、その落差がより顕著に出ているということだと思います。


日本の出生率はいまのところ横ばいのようです。ですがお隣の韓国に至っては、合計特殊出生率が0.78という数字です。この分で行くと、韓国は2100年には人口が半分になってしまうとのことです。いまは日本に対して喧々諤々の状態ですが、もうそんな罵声も掻き消されてしまうかも知れません。


日本は社会基盤がしっかりしていて、厳しいなりにもちゃんと働きさえすれば、成功の果実を得ることが出来ます。そのシステムがいつまで作用するかはわかりませんが、日本人の持つ協調性、社会性を重視する国民性みたいなものがある限り、その基盤はそうそう崩れるものでもないと思うのです。


出版社や新聞社に勤めている人たちは、どういった基準で記事を上げているのか。不吉なニュース、衝撃的なニュースは確かに人の目を引きますが、受け取る側の心理状態にどんどん暗い思念を落として行きます。日本の衰退・滅亡を願っているなら話は別ですが、日本が滅びたら自分たちだっていまの暮らしは維持出来ないはずですよね?


そんな思いから、なるべくネガティブな記事は上げるまいと再度(いつまで続くかはわかりませんが)思い直した次第です。

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