会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ブラックニッカ・ディープブレンド

4月からウイスキーの大幅な値上げがありました。


角瓶は以前から上がっていたのですが、それに合わせたかのように品薄になり、店頭でお一人様1瓶限り、などと注意書きが貼られています。


別に角が嫌いなわけではないのですが、こうも品薄になるとなんとなく反発したくなりますね。角はどちらかといえば大衆向けのウイスキーで、ただ単にハイボールでブレイクしただけのことです。それがどういう作用かわかりませんが、いまや高級銘柄の仲間入りをしようとしている。


もう大衆向けのウイスキーは、無くなりつつあるということでしょうか。


サントリーのトリス、ニッカのブラックニッカクリアは大衆向けですが、それらはウイスキーの味わいを知っている人間にとっては、やや物足りなく感じます。いままでの角ぐらいのポジションが、ウイスキー好きの満足出来る最低限のラインだったと思います。


そんなウイスキー愛好家受難の時代に、大衆向けウイスキーの代用品ともいえる存在が、なんとニッカにありました。



ブラックニッカ・ディープブレンドです。


こちらはブラックニッカスペシャル、ブラックニッカ・リッチブレンド、ブラックニッカ・ディープブレンドというニッカ三兄弟のうちのひとつです。


この三兄弟はどれも評価が高いのですが、そのなかでもこのディープブレンドが、適度なビターさとスモーキーさを兼ね備えた優良な銘柄と評判が高いです。


このディープブレンドは、アルコール度数も45%という所もポイントが高いです。おなじ容量なら、薄めに作ることが出来るので、あきらかにコストパフォーマンスが高くなるのです。


そして私がよく行くディスカウントショップでは、このディープブレンド、1250円ぐらいで買えるのです。いま角瓶は高騰して、1600円ぐらいの値段が付いています。そんな高級銘柄には目が行きません。どうぞご自由に、という感じです。


皆が角の争奪戦に血眼になっている最中に、私はこのディープブレンドをまとめ買いして置くことにします。

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