会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

理力

昨日の矢倉岳でも思いましたが、年に何回かは『理力』が働いているなと思える日があります。


朝、ふと思い立って気になっていた山に登ろうと思い、仕度をします。


それから下調べなどロクにせずに向かい、大体の辺から歩き出します。


登山口というのはいきなり民家の脇から始まるような場合も多く、クルマで探していると見失う場合もすくなくありません。


歩きながら、紫外線でほぼ劣化している案内板を見付けました。この登山口はあまり使われてないルートらしく、放置された印象があります。


それにしても風がすこしも吹いていないのが驚きでした。自分が山に登ろうとしたタイミングで、このような陽気になったというのが、まさに恩寵のような気がしました。


頂上付近でおなじ町の人と出逢いました。一緒のテーブルに座り、長々と話をしました。


人付き合いが苦手な自分が、こんなことになるというのは珍しいです。


そして、頂上付近もまったく無風で、いるだけで癒されるという感じでした。


その方と別れを告げ、帰りの道を辿ります。


帰りは別ルートで下りますが、あくまでポカポカ陽気です。


駐車場に着いたのが15:00でした。


日付けが変わって本日、2月29日は、朝から雲が広がっています。もし昨日がこんな陽気だったとしたら、出掛けようなんて思わなかったことと思います。


また仮に出掛けたとしても、山頂付近ではきっと寒さに震えたことでしょう。


昨日は確かになんらかの理力(フォース)が働いていたなと思える日でした。

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