会社生活を駆け抜け(た)日々

55歳でひとまず会社生活に区切りを付けたその後の日々

ローストチキンとウインナー

こんにちは、curiosです。


今日は『クリスマス』ということで、今日が本分のはずですよね、昨日は多少のお祭りが許される日で、今日は本当の『クリスマス』。勿論、私は家で謙虚に過ごしてます。



昨日のローストチキンとウインナーの残りを、粛々と食べています。


私は本当に肉が好きで、これらのメニューが食べられるこの時期に感謝しています。一切れ一切れを、味わいながら胃に流し込んでいます。


昨日本で読んだのですが、キリストが十字架に磔になった時、その身体に付けられた傷跡をスティグマ(=聖痕)と呼んだそうです。


スティグマ、我々の身体にも、刻まれていますよね。絶対に、剝がすことの出来ない傷跡。


例えば、子供の頃に酷い目に遭ったトラウマのような経験、社会に出てから受けた理不尽な仕打ち、すべて剥がすことの出来ない傷跡です。


それらから逃れることは絶対に出来ません。それどころか、その傷が負い目となって更に複雑な状況に追い込まれることもある。世の中というのは必ずしも公正な見方をしてくれるとは限りません。いまのTVのコメンテーターの発言を見れば明らかでしょう。


ですがそれを跳ね返すことが出来るのは、やはり自分の信念というか、苦しみのなかから出て来るひたむきな姿勢、だと思います。好き勝手なことを言うのは世の常人の常ですが、やがてそれはそういう姿勢に跪くことになります。そしていつの間にか、その軽率さを恥じることになる。勿論シレッと手の平を返す輩も居ますが。


逆境のなかでこそ、その人の粘り強さ、存在の重みのようなものが引き立ちます。そしてそれは、他人の評価をものともせず、確実にその人自身の内面を引き上げていく。


そんなことを考えながら、このクリスマスを過ごしました。


よいクリスマスを。

×

非ログインユーザーとして返信する