会社生活を駆け抜けた日々

山登りと読書の日々

モダン・ラブ

curios

1月から契約したクーリエ・ジャポンの、読み物記事がなかなか面白くハマっています。


ニューヨークタイムズに連載されているモダン・ラブと題名が付いたコラムの、一投稿です。


この女性によると、適齢期の男性は以前なら盛り場でよく見かけたのが、いまでは女性ばかりが目立つようになり、そういう場から姿を消してしまったようだ、と嘆いています。


そして、恋の駆け引きや鞘当てのような煩わしいゲームを避け、軋轢を生まない、独りで出来るゲームに熱中し、第一線から姿を消してしまったように見える、と考察しています。


そしてそういう心理的な駆け引きのようなものは確かにパワーが要るが、もう一度戻って来て貰いたい、とエールを送っています。


これはまさにいま日本で起こっている現状とまったくおなじだな、と思いました。


ひと昔前までは、アメリカは異性との交際にもっとも活動的な国として知られ、アメリカ映画ではそのような姿が散見されました。


すぐに恋に落ち、人目を憚らない熱烈な口づけを交わしていました。


ですがそのアメリカでも、エネルギーが切れ掛けた男女が登場して来たということのようです。


本当に、ここに書かれている男性像は、私そのものです。


私だけでなく、日本が抱えている問題そのものです。


根暗といわれ、いつしか異性に近付くことさえ億劫になってしまった独身男性たち。


マスコミがオタクなどと面白可笑しく囃し立てるため、益々アニメやゲームといった2次元の世界に飛翔してしまった空想世界の住人。


日本の女性はそういう男性が接近すると、速攻でキモいなどとSNSに投稿するため、なおさら萎縮してしまうこととなります。


その点アメリカでは、まだこういった男性のハートを鼓舞するような女性が存在し、勇敢な呼びかけをしているということになります。


根暗やオタクと呼ばれる男性陣の裏側にある悲哀というのは、なかなかどうして奥が深いのです。


日本の女性陣にも、面白可笑しく揶揄するだけでなく、そういった裏側の顔を読み取る努力をして頂きたい、と思ったりします。

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